基本のマッサージ⑤(腕)
こんにちは、経絡リンパマッサージ協会の星野です。
今回は、経絡リンパマッサージの「基本のマッサージ⑤」として、「腕」のセルフケア法をご紹介させて頂きます。
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「手先の冷え、二の腕のたるみにも効果的!!」
長時間パソコンを使う事が多い方は、腕のリンパの流れが滞ってむくみがちになりやすいので注意が必要です。
そして、年齢とともに、いつの間にか二の腕が太くなってします。
普段はあまり動かす事がないため、冷えやすく脂肪がつきやすいのが大きな原因です。
これに対しては、指先から肩先まで毎日マッサージを続けて行くことで、指先や手の新陳代謝が良くなり、冷えや二の腕のたるみも解消してきます。
また、心地よい刺激でセルフケアを行うと、腕のこりや頭の疲れまでもがほぐれ、リラックス効果も期待できます。
☆☆では、簡単なセルフチェックをしてみましょう☆☆
腕のマッサージを行う前に、まずは「わきの下」を触れてみましょう。
硬いと感じる方は、4本の指で念入りに優しくほぐして下さい。
腕のマッサージのポイントは、わきの下のリンパ節の周囲をほぐしてから腕のマッサージを行うと効果がより高まります。
ーーーセルフケア実践ーーー
①腕をさする(左右5回3セット程度)
手首を反対の手でピタッと密着させ軽く握り、腕の付け根まで流すように、腕の内側と外側をさすり上げる。
※さする側の腕を動かすのではなく、さすられている腕のほうを下から上へ動かすようにさすると簡単にできます。
※腋窩リンパ節(わきの下のくぼみ)に向かって流し込むようにイメージしながらさするのがコツです。
②手のひらを押す(左右1分間程度)
手のひら全体を、反対側の手の親指でまんべんなく押す。
※ゆっくり気持ちがいいと感じる強さでセルフケアを行いましょう。
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いかがだったでしょうか。
日常生活の中でも、腕を回したり等の腕の運動も、今日をきっかけに心がけて頂きたいです。
次回は、外気も冷たく冬を感じさせるようになってきましたので、「東洋医学の養生〜冬〜」をお伝えさせて頂きます。
それでは、お楽しみに。