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心と体の不思議なつながり / メンタルケア


こんにちは、経絡リンパマッサージ協会の星野です。

桜が開花し、日増しに春めいてきてまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

最近、なんだかイライラする、悩みやすい、ちょっとしたことでもすぐに驚いてしまう、やる気がでない・・など、自分でもそうしたくないのに、なんとなく気持ちがそうなってしまうことはありませんか?

今回は、「心と体の不思議なつながり」についてご紹介します。

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そんなとき、自分の体の状態を観察してみてください。

・肩こりがひどい

・足先やお腹、腰周りが冷えやすい

・足や顔がむくみやすい

・便秘がつらい

などの体の不調も感じていませんか?

東洋医学では、体と心は別々のものではなく、密接に関係していると考えられています。「怒、喜、思、悲、恐」の5種類の感情の変動を「五情」または「五志」ともいい、五臓の働きと関係が深いのです。

それぞれの五臓のバランスが乱れると、肝は「怒る」、心は「喜ぶ」、脾は「思い悩む」、肺は「悲しい」、腎は「恐れる」の感情として現れます。たとえば、イライラして怒りやすくなっているようであれば、肝のバランスを整えてあげると自然とイライラしなくなります。

また、感情の変化は、体内の気(=エネルギー)の流れにも大きく影響します。怒れば気が上がり、喜べば気が緩み、悲しめば気が消え、恐れれば気が行き渡らず、驚けば気が乱れやすくなります。気の流れの変調は、体のさまざまな不調を引き起こします。

必要以上に感情の起伏を感じたら、それは体からのSOSのサイン。どの感情が強くなっているかで、ケアを始めていきましょう。心身が不調だらけでこりかたまっていては、気持ちに余裕をもつことも難しくなってしまいます。そして、自分が苦しいだけでなく、周りの人にも優しくできなくなるなど、人間関係にも悪影響を及ぼします。

自分はそういう性格だと決めつける前に、体の声を聞いてみましょう。もし体に不調があれば、マッサージでケアを行ってみてください。症状が改善され、体が元気になってくることには、きっと心も元気になっていることでしょう。

☆春のセルフケア方法https://klma.or.jp/column_spring/

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春爛漫のこの頃、健やかなる日々をお過ごしください。桜や春風を感じに外へお出かけになるのも良いですよ。

それでは、次回をお楽しみに〜!!