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イライラを鎮める方法とは?


初めまして、経絡リンパマッサージ協会の永井です。

星野の代わりに、今回は私が「イライラを鎮めるセルフケア法」をご紹介させて頂きます。

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仕事や人間関係、家族の問題など、日々のストレスを感じる人は多いと思いますが、問題は、そうしたストレスにどう対処するかです。うまく気分転換をして発散できる人は、多少のストレスなら問題はありません。しかし、ついつい溜め込んでしまう人は、心身ともに様々な影響を受けます。

 

その一つが肥満やむくみなどをはじめとする不調。神経が緊張しつづけ、疲労すると、リンパや血液の流れが滞り、体内に余分な水分が蓄積されやすくなるのです。

『イライラ』はストレスがたまりはじめたときに現れる初期症状のひとつ。イライラを感じたら、神経の緊張や興奮を鎮め、気持ちをリラックスさせるケアを行いましょう。リンパマッサージとともに、自律神経を安定させる『内関』のツボを押すのも効果的です。

『イライラを鎮める』

1、腕の内側と外側をさすりあげる(各10回程度)

手のひらで手首を握るようにし、腕の内側(手のひら側)を脇の下までさする。

外側は手首から肘先までさすりあげる。ゆっくり手のひらの力を抜いて行いましょう。

【ポイント】さすられる腕を少しずつ上げていく。

2、 首の側面をさすり下ろす(1分間程度)

耳の下に反対側の手のひらをあて、耳の下から鎖骨に向かってさすり下ろす。

手のひらをピッタリと首に密着させる。

【ポイント】首はデリケートな部位!力を入れず手の重みでさすり下ろす。

3、内関(ないかん*)のツボを押す(3回程度)

痛気持ちがいい強さでツボを押さえ、押した状態で手首を動かすと、より簡単にツボを刺激することができます。

位置;手首の内側(手のひら側)の中心から指3本上

効能;自律神経の安定、イライラの予防

【+α】「乗り物酔い」に効果的

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いかがだったでしょうか。

次回は、春の到来もすぐそこ!ということで、「春に効果的」なセルフケア法をご紹介します。

それでは、次回をお楽しみに。

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*内関:「内」はうち、なかの意を表し、「関」は関門を意味する。心包経と三焦経の関門にある穴。