背中とおしりのマッサージ
「ゆっくりセルフケアを行い、内臓の機能を整える」
背中の血行やリンパの流れがよくなると、新陳代謝がスムーズになるばかりではなく、内臓の機能も高まります。
その理由は、背中には膀胱経という経絡があり、臓腑(内臓)につながる「兪穴」と呼ばれるツボが並んでいるからです。
これらは、臓腑の状態が現れやすい部分で、その機能を高めるためにマッサージを行います。
背中のマッサージのポイントは、上半身のリンパを骨盤に流し、背中の経絡も流すようにさすります。
お尻は冷えやすく、皮下脂肪がつきやすい部分です。
マッサージで体内から温まると、瘦身効果が期待できます。
また、婦人科系疾患にも効果的です。
お尻のマッサージのポイントは、手で温めることをイメージしマッサージを行いましょう。
実践!背中とおしりのマッサージ
①背中をさする(10回程度)
両手のひらを腰にあて、そのままできるだけ背中の高い部分まで上げ、背骨に沿いながら腰に向かってゆっくりさすり下ろす。
※腰に向かって流すことをイメージしてさするのがコツです。
②お尻をさする(10回程度)
お尻の中央に両手のひらを置き、内側から外側へヒップラインの丸みに沿ってなで上げ、円を描くようにさする。
※お尻のたるみが気になる方は、たるんでいるところを引き上げるようにさすり上げましょう。