コラム

リンパマッサージの好転反応とその対処法について

好転反応がつらい女性

この記事を書いた人

一般社団法人 経絡リンパマッサージ協会 代表理事

経絡リンパマッサージは、だれでも手軽に始められる、すばらしいセルフケアの方法です。 経絡リンパマッサージを、毎日の健康維持に役立ててください。

KEIさんとRAKU先生のプロフィール

KEIさん
セルフケアをあまり意識してやったことがなかったKEIさん。30代になり、本格的にセルフケアを始めた。
「経絡リンパマッサージでセルフケアをやりたいです!皆さんと一緒にできたら嬉しいです!」”
RAKU先生
経絡リンパマッサージ インストラクターのRAKU先生
「経絡リンパマッサージはとても手軽で、毎日苦労なくできるセルフケアなので、とってもおすすめよ!」
KEIさん

先生!質問があります!

RAKU先生

はい、何でしょう?

KEIさん

リンパマッサージをすると好転反応というのがあることを聞きました。
好転反応って、どんな風になるのですか?

RAKU先生

わかりました。
簡単に説明しますね。

KEIさん

お願いします!

目次

リンパマッサージの好転反応の種類

好転反応が起きて、まいっている人のイラスト

好転反応とは、リンパマッサージを行った後に、現れる反応や症状を指します。

多くは、リンパマッサージを行ったことによる、反応で、一見、「大丈夫かなぁ?」と思うぐらいの程度のものから、気にならない程度のものまで、様々ですが、以下のような症状が出る場合があります。

  • 倦怠感
  • 体がだるく感じる
  • 発疹がでる
  • 頭が痛い
  • めまい・たちくらみ

リンパマッサージで、好転反応はなぜ起こる?

好転反応はなぜ起こるのか、考えている女性

リンパマッサージは、体内に滞っている、老廃物を体の外に排出することを促進する為に行います。

老廃物ですから、体の外に排出することは体にとってよいことですが、リンパマッサージによって、強制的に排出を促進させる過程で、身体も様々な反応がおきます。

これらの反応は、必ず起きるわけではなく、個人差があります。

比較的活動的な方よりも、日頃あまり動かない、運動不足が慢性化している方に多くみられる傾向があります。

さらに詳しく書かれた、こちらの記事も参考になさってください。

好転反応が起きた時の対処法

好転反応の対処法を教えてくれる女性

好転反応を感じた時は、基本は横になって、安静にすることです。多くの場合、一時的な反応である為、時間の経過と共に楽になるはずです。

さらに積極的に好転反応を楽にしたい場合は、次のことを試してみてください。

・水分をたくさん摂る
・身体を温める
・睡眠をしっかりととる

症状が重い場合や、長引く場合は、なにか別の問題も発生しているかもしれないので、迷わずに医療機関を受診してください。

好転反応は、好ましい方へ転ずる時の反応なので、良い知らせです!

好転反応は良い知らせてあると聞いて、うれしくなった女性

日頃感じない、反応や、症状が現れると、びっくりすると思いますが、”好転”反応というぐらいで、身体がよい方向に向かっている証拠でもあります。

カチカチだった筋肉がほぐれたり、滞りがちだった老廃物が流れる過程での一時的な反応ですので、あまり心配せずに、楽な姿勢でゆっくりとされているのがよいでしょう。

もちろん、あまりにおかしい!と感じるような場合は、すぐに病院へ行くか、専門家にご相談ください。

サロンでリンパマッサージを受けて、好転反応が出た場合は、施術者に必ず伝えよう

リンパマッサージを受ける女性

サロンでリンパマッサージを受けた後に、好転反応がでた場合は、すぐに施術者の先生にご相談されてください。

経験豊富な先生であれば、好転反応が出ることもよく理解されていて、その症状であれば、大丈夫であるか否かを判断してくれます。

好転反応の程度にもよりますが、その症状が、好転反応であるか、否かであることを不安に感じながら過ごすよりも、さっと相談してみた方が、気持ちも楽になるはず。

多くの場合は、大丈夫なことが多いと思いますが、まずは相談されることをおすすめします。

〜セルフケアセミナーのお知らせ〜

経絡リンパマッサージ協会主催のセミナーの様子

経絡リンパマッサージ協会では、セルフケアとしてのリンパマッサージを、皆様に習得して頂くセミナーや、先生として、指導できようになるセルフケアインストラクターなど、さまざまなセミナーを開催しています。
セルフケアは自分で行うからこそ、正しい知識とやり方を身につけないと、効果も半減してしまいます。
少数精鋭の講座から、皆さんで和気藹々と受講するセミナーまで、ニーズに合わせて随時開講していますので、まずはお問い合わせください。

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この記事を書いた人

一般社団法人 経絡リンパマッサージ協会 代表理事
銀座ナチュラルタイムグループ 総院長
現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。

経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。

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