むくみやすい人は、しっかりチェック!
東洋医学でいう「水」は、体内の水分の総称で、からだを冷やしたり潤したり、血の成分になるものと考えられています。水の滞りによってむくみなどが起こり、足りていない場所では乾燥が起ります。
水体質の問題を抱えやすい人は、余分な水分を体外に排泄しにくいためにむくみやすく、水太りの傾向にあります。
からだの状態をチェックしてみましょう!!
【水の滞り】
- □ 顔や手足がむくみやすい
- □ お腹をゆらすとぴちゃぴちゃ音がする
- □ 夏が苦手
- □ 下痢になりやすい
- □ たんがからみやすい
【水の不足】
- □ 肌や髪が乾燥しがち
- □ 口やのどが乾く
- □ 汗をかきにくい
- □ 肌がザラついている
- □ 便秘しやすい
さて、いくつチェックがつきましたでしょうか?
1つでもチェックがついた方は、「水体質」の可能性があります。
水体質の人は体に水分がたまりやすいタイプ。末端などのむくみの症状が出やすい。湿度が高い梅雨時期に体調がくずれやすく、睡眠不足を抱えがちなのもこのタイプの特徴です。
【特徴】
見た目:顔が大きい、肌がカサカサしている、肌荒れ傾向
性格:おっとりしている、優柔不断
体質:手足がむくむ、食べ物が飲み込みづらい、べたべたした汗をかく
水体質の方は、冷えも同時につらいはず。早めのケアを!
日本人女性はとくに水体質の人が多いようです。からだがむくんでいる状態は各所に水分が滞っているということなので、当然冷えやすくなります。
からだが冷えると全身の循環が悪くなってしまうため、さらにむくみに拍車がかかるという悪循環に陥ることもあります。からだの冷えは、水以外の気血の流れを停滞させてしまうので、また別の不調の引き金にもなりかねません。
水体質の方は、むくみ対策のマッサージを取り入れて一刻も早く改善しましょう。ちなみに甘い物の多食は水の滞りを悪化させるので、水体質の女性は控えめを心がけたいものです。
日々のマッサージや入浴でデトックスを習慣づけること、質のよい眠りをとることが大切です。