コラム

更年期障害に効果的なツボ

好転反応がつらい女性

この記事を書いた人

一般社団法人 経絡リンパマッサージ協会 代表理事

経絡リンパマッサージは、だれでも手軽に始められる、すばらしいセルフケアの方法です。 経絡リンパマッサージを、毎日の健康維持に役立ててください。

KEIさんとRAKU先生のプロフィール

KEIさん
セルフケアをあまり意識してやったことがなかったKEIさん。30代になり、本格的にセルフケアを始めた。
「経絡リンパマッサージでセルフケアをやりたいです!皆さんと一緒にできたら嬉しいです!」”
RAKU先生
経絡リンパマッサージ インストラクターのRAKU先生
「経絡リンパマッサージはとても手軽で、毎日苦労なくできるセルフケアなので、とってもおすすめよ!」

更年期障害が気になったら、このツボでケア

閉経前後の女性は、頭痛やめまい、のぼせ、不眠、不安感、憂鬱感、イライラなど、心身にさまざまな異常が起こります。

これを一般的に更年期障害と呼びますが、この時期の女性は、不定愁訴(ふていしゅうそ)と言われるさまざまな症状を訴えます。

その原因は、自律神経やホルモンのバランスの乱れや血の巡りの悪さなどが考えられます。そうした原因を解決するマッサージやツボ刺激で少しでも症状を軽減しましょう。

☆女性の悩みに効果的なツボ☆(5秒間3回程度)

①『陰陵泉』(いんりょうせん*1)

【ツボ位置】膝を曲げ、足首側から膝に向かい、すねの内側を親指でさすりあげたときに指がとまるところ

【こんな症状にも効果的】婦人科系・消化器系の疾患、冷え、食欲不振

②『帯脈』(たいみゃく*2)

【ツボ位置】体の側面にあり、おへその高さにあるところ

【こんな症状にも効果的】婦人科系疾患、腰痛、下痢、便秘、お腹やせ

「陰陵泉」と「帯脈」はセットで押すとさらに効果アップ

ツボの押すときは、まず親指をツボにあて、息をゆっくり吐きながら体重をかけ、気持ちいい程度の強さで押しましょう。

*あまりにも症状がひどい場合には、きちんと医師に診断を受けることが大切です。

*1)陰陵泉(いんりょうせん):陰の陰(内側)にあり、陵(突起)のごとくもりあがりを表し、その下の陷凹を水の出る泉を意味する。

*2)帯脈(たいみゃく):腰帯の位置にあることを意味する。胆経と奇経の帯脈の交わるところ。

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この記事を書いた人

一般社団法人 経絡リンパマッサージ協会 代表理事
銀座ナチュラルタイムグループ 総院長
現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。

経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。

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