コラム

心と体の不思議なつながり / メンタルケア

この記事を書いた人

一般社団法人 経絡リンパマッサージ協会 代表理事

経絡リンパマッサージは、だれでも手軽に始められる、すばらしいセルフケアの方法です。 経絡リンパマッサージを、毎日の健康維持に役立ててください。

KEIさんとRAKU先生のプロフィール

KEIさん
セルフケアをあまり意識してやったことがなかったKEIさん。30代になり、本格的にセルフケアを始めた。
「経絡リンパマッサージでセルフケアをやりたいです!皆さんと一緒にできたら嬉しいです!」”
RAKU先生
経絡リンパマッサージ インストラクターのRAKU先生
「経絡リンパマッサージはとても手軽で、毎日苦労なくできるセルフケアなので、とってもおすすめよ!」

心の鏡は身体、身体の鏡も心

最近、なんだかイライラする、悩みやすい、ちょっとしたことでもすぐに驚いてしまう、やる気がでない・・など、自分でもそうしたくないのに、なんとなく気持ちがそうなってしまうことはありませんか?

今回は、「心と体の不思議なつながり」についてご紹介します。

そんなとき、自分の体の状態を観察してみてください。

  • 肩こりがひどい
  • 足先やお腹、腰周りが冷えやすい
  • 足や顔がむくみやすい
  • 便秘がつらい

などの体の不調も感じていませんか?

東洋医学では、体と心は別々のものではなく、密接に関係していると考えられています。「怒、喜、思、悲、恐」の5種類の感情の変動を「五情」または「五志」ともいい、五臓の働きと関係が深いのです。

それぞれの五臓のバランスが乱れると、肝は「怒る」、心は「喜ぶ」、脾は「思い悩む」、肺は「悲しい」、腎は「恐れる」の感情として現れます。たとえば、イライラして怒りやすくなっているようであれば、肝のバランスを整えてあげると自然とイライラしなくなります。

また、感情の変化は、体内の気(=エネルギー)の流れにも大きく影響します。怒れば気が上がり、喜べば気が緩み、悲しめば気が消え、恐れれば気が行き渡らず、驚けば気が乱れやすくなります。気の流れの変調は、体のさまざまな不調を引き起こします。

必要以上に感情の起伏を感じたら、それは体からのSOSのサイン。どの感情が強くなっているかで、ケアを始めていきましょう。心身が不調だらけでこりかたまっていては、気持ちに余裕をもつことも難しくなってしまいます。そして、自分が苦しいだけでなく、周りの人にも優しくできなくなるなど、人間関係にも悪影響を及ぼします。

まとめ

自分はそういう性格だと決めつける前に、体の声を聞いてみましょう。もし体に不調があれば、マッサージでケアを行ってみてください。症状が改善され、体が元気になってくることには、きっと心も元気になっていることでしょう。

春爛漫のこの頃、健やかなる日々をお過ごしください。桜や春風を感じに外へお出かけになるのも良いですよ。

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この記事を書いた人

一般社団法人 経絡リンパマッサージ協会 代表理事
銀座ナチュラルタイムグループ 総院長
現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。

経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。

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