コラム

肩こり・首こりのセルフケア

この記事を書いた人

一般社団法人 経絡リンパマッサージ協会 代表理事

経絡リンパマッサージは、だれでも手軽に始められる、すばらしいセルフケアの方法です。 経絡リンパマッサージを、毎日の健康維持に役立ててください。

KEIさんとRAKU先生のプロフィール

KEIさん
セルフケアをあまり意識してやったことがなかったKEIさん。30代になり、本格的にセルフケアを始めた。
「経絡リンパマッサージでセルフケアをやりたいです!皆さんと一緒にできたら嬉しいです!」”
RAKU先生
経絡リンパマッサージ インストラクターのRAKU先生
「経絡リンパマッサージはとても手軽で、毎日苦労なくできるセルフケアなので、とってもおすすめよ!」

老廃物の滞りで、肩や首がガチガチに!

季節を問わず多くの人の悩みとなっている症状が「肩こり首こり」です。

こりの原因は、東洋医学的にみると、体のすみずみにエネルギーや栄養分を運ぶ働きをしている「肝」の「血」が頭まで昇らずに、肩や首で滞り、そこに老廃物がたまることにあります。

東洋医学でいうこりの主な原因は、「血」のめぐりが滞った瘀血(おけつ)といわれる状態を指します。

その瘀血は、無理な姿勢や動作、ストレスによる筋肉の緊張、運動不足、長時間のデスクワークなどが引き金となります。

一方、イライラする人や怒りっぽい人には、頑固な首のこりが多い傾向があります。上手にリラックスを図りながら、いつも気持ちを穏やかに保つことが大切です。

対処法としては、肩や首が疲れたと感じた段階から、適度に上半身のストレッチや肩回しなどを行い、体の「血」「気」の流れを良くすることがあります。首や肩は全身のリンパ液が最後に集まる場所です。リンパの流れを意識しながら優しくマッサージして、こりの原因となる老廃物を流すようにしましょう。

肩や首のこりをラクにする経絡リンパマッサージ

1、鎖骨の上をさする(左右5回3セット程度)

鎖骨の上を、肩先から胸の中心に向かって、親指以外の四本の指でさする。

*さするときは指先の力を抜き、優しくさするように心がけましょう。

2、首の側面をさする(左右5回3セット程度)

①耳の下から鎖骨に向かって②耳の下から肩先に向かって、それぞれ両手のひらでさすり下ろす。

首を傾けながら行うとさすり易くなります。優しく行いましょう。

3、肩のツボを押す(5秒間3回程度)

肩にある「肩井(けんせい*1)」のツボを、親指以外の四本の指でゆっくり押す。

ツボ位置:首のつけ根と肩先の真ん中で、乳首の真上あたりにあるツボ。

効果:寝違え、全身疲労、頭痛、めまいなど

*ツボを押した状態で、逆側に首を傾けるとさらに効果的です。

*1、肩井:肩の上のくぼみを表し、また、肩の井穴であり、肩をめぐる経水の湧き出る井戸の意味する。

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この記事を書いた人

一般社団法人 経絡リンパマッサージ協会 代表理事
銀座ナチュラルタイムグループ 総院長
現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。

経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。

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