コラム

のぼせ・高血圧の対処法

のぼせて、休んでいる女性

この記事を書いた人

一般社団法人 経絡リンパマッサージ協会 代表理事

経絡リンパマッサージは、だれでも手軽に始められる、すばらしいセルフケアの方法です。 経絡リンパマッサージを、毎日の健康維持に役立ててください。

KEIさんとRAKU先生のプロフィール

KEIさん
セルフケアをあまり意識してやったことがなかったKEIさん。30代になり、本格的にセルフケアを始めた。
「経絡リンパマッサージでセルフケアをやりたいです!皆さんと一緒にできたら嬉しいです!」”
RAKU先生
経絡リンパマッサージ インストラクターのRAKU先生
「経絡リンパマッサージはとても手軽で、毎日苦労なくできるセルフケアなので、とってもおすすめよ!」

のぼせ&高血圧は体のSOSサイン!!

「のぼせ」は、西洋医学的には自律神経の乱れや内分泌系の機能障害といわれ、東洋医学的には気の流れの上半身へのかたよりが続き、バランスを崩している状態とされます。

続いて、中高年の病気という印象の強い「高血圧」ですが、最近は若い世代にも増えつつあります。原因はさまざまですが、病気や遺伝のほかに、多くはストレスの影響ともいわれています。

高血圧になると、頭痛、めまい、耳鳴り、肩こり、動悸などの症状が誘発されます。重症になると、内臓疾患や動脈硬化症を引き起こす可能性もありますので、早めに対処しましょう。

のぼせや、高血圧の時は、このツボでケア

今回紹介するツボは、気や血の流れのバランスを整えるもの。一時的なのぼせは即効性のあるツボで改善していきましょう。

①『中封』(ちゅうほう*1)

【ツボ位置】内くるぶしの親指一本分前方
【こんな症状にも効果的】のぼせ、血行促進、冷えの改善、腰痛、下腹部痛
【押し方】足首を手で包み、両手の親指をツボにあてる。息を吐きながら、ゆっくりと押す。

②『復溜』(ふくりゅう*2)

【ツボ位置】内くるぶしから、指三本分上にあり、アキレス腱の前
【こんな症状にも効果的】高血圧、利尿作用促進、冷え性の緩和、下痢、発汗過多
【押し方】足を手で包み、両手の親指をツボにあてる。息を吐きながら、ゆっくりと押す。

ツボの押すときは、息をゆっくり吐きながら体重をかけ、気持ちいい程度の強さで押しましょう。

5秒から7秒かけて押し、ツボを3回程度刺激しましょう。

予防のためにも毎日の習慣として心がけていきましょう。

*あまりにも症状がひどい場合には、きちんと医師に診断を受けることが大切です。

*1)中封(ちゅうほう):中は中間を表し、封は境界を意味する。二つの筋腱の境にあるツボ。
*2)復溜(ふくりゅう):復は伏すを表し、溜は留めるを意味する。経気が留まるところを意味する。

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