コラム

春の経絡リンパマッサージ

春に行いたい経絡リンパマッサージ

トラブルの多い春には、早めのケアを心がけましょう!

春は気候の激しい変化に心身がついていけず、調子を崩すことが多い季節でもあります。

春風にあたると「肝」が病むといわれ、頭部をはじめとする体の上部に症状が現れやすくなります。

三月頃に鼻炎や目のかゆみなどの花粉症に悩む人が多くなることを想像して下さい。

また、春先は風邪をひきやすくなり、その他にも怒りっぽくなったり、イライラなどの症状もよくみられます。

それでは、これらの不調を招かない為に、春の基本となるセルフケア法をご紹介します。

春の全身リンパマッサージ

1、脚をさすり上げる(左右5回3セット程度)

脚の内側と外側を手のひらではさみ、足首から脚の付け根に向かって、さすり上げる。

2、脇腹をさすり下ろす(左右5回3セット程度)

左右の側腹部にそれぞれ手にひらをあて、わきの下から腰に向かってさすり下ろす。

3、首、肩をさする(左右5回3セット程度)

耳の下に反対側の親指以外の四本の指をあて、

①肩先へ向かってさすり下ろす。

②鎖骨に向かってさする下ろす。

4、側頭部(耳の上)をさする(10秒程度)

左右の側頭部を両手の握りこぶしの第二関節をあて、気持ちの良い強さで前後にさする。

まとめ

冬から春は、陽気が活発となる時期です。環境の変化が、身体にも影響を及びやすい季節ですから、心身をセルフケアでメンテナンスして、心安らかにお過ごしください。

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この記事を書いた人

一般社団法人 経絡リンパマッサージ協会 代表理事
銀座ナチュラルタイムグループ 総院長
現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。

経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。

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