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夏バテをしないためのセルフケア②


こんにちは、経絡リンパマッサージ協会の星野です。

今回は、前回の続きで、「ステップ2、3(脚&お腹)」をどのようにセルフケアすると良いのか、「夏バテをしないためのセルフケア②」をご紹介させて頂きます。

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まず、夏に欠かせない水分補給についてお話します。

汗をかくと、冷たい飲み物が欲しくなります。

けれども、水分を摂りすぎると消化器官が弱まり、体内のミネラルバランスに乱れが生じて、夏バテの症状が発生します。

不調を感じた時は労わるようにおなか全体を温めると効果的です。

また、暑さで食欲も減退しがちになります。

こんな時は、消化器官に関係のある「胃」や「脾臓」の経絡を刺激することで食欲を取り戻すことができます。

それではここで、前回(☆ステップ1☆)の続きの、夏バテに効く経絡リンパマッサージのセルフケアの方法(☆ステップ2☆ステップ3☆)をご紹介します。

☆ステップ2☆

「脚をさすり、ツボを押す」‥脚の前側を、足首からひざまで手の親指で交互にさすり上げる。(左右5回3セット程度)

次に、足三里(*あしさんり)のツボを、両手の親指を重ねてゆっくり押す。(ツボ押しは気持ちの良い強さで5秒間を3回程度)

ツボの位置は、ひざのお皿の外側から指4本分下のあたりにあります。

その周辺を押して気持ちの良いところを探してみましょう。

このツボは、胃腸の機能を高めてることに効果的です。

☆ステップ3☆

「おなかをさする」‥胸の下から下腹部へ向かって、手の4本の指でさすり下ろす。(5回3セット程度)

夏バテ予防の為にも、まずはおなか全体を温めるように心掛けましょう。

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いかがだったでしょうか?

夏バテしないためにも食材に気をつけることも重要です。そこで次回は「夏にとりたい旬の食材」をお伝えさせて頂きます。

それでは、お楽しみに!

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「三」は数字の三、大数を表し、距離や重要性を表し、「里」は胃腸を意味します。(田+土=里、田んぼでできる稲を表し、稲は胃腸を表す)