花粉症を和らげるセルフケア
こんにちは、経絡リンパマッサージ協会の星野です。
今回は、春に起こりやすい症状の一つである花粉症!「花粉症を和らげるセルフケア」法をご紹介させて頂きます。
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〜早めのケアで不快な症状が緩和する〜
春は花粉症で悩む人が多い季節でもあります。
近年、花粉症の人が激増している背景には大気汚染や食生活の変化もあるようです。
既に症状がある場合は、外出時に眼鏡やマスクをする、花粉が着きにくいツルッとした服を着るなど、花粉との接触をさけるような生活を送る事が大切です。
また、花粉症の主な症状である、くしゃみ、鼻詰まり、目のかゆみや涙などは、それぞれに直接働きかけるツボを押すと、不快感を少し和らげるのに効果的です。
まだ花粉症で無い場合は、将来の予防になりますので、ぜひ実践してみて下さい。
☆花粉症を和らげる経絡リンパマッサージ☆
1、腕をさする(左右5回3セット程度)
腕全体を親指側と小指側から手のひらではさみ、手首から脇の下のリンパ節に向けてさすり上げる。
2、腕のツボを押す(左右5秒間3回程度)
ひじの尺沢(*1しゃくたく)のツボ、曲池(*2きょくち)のツボを親指でゆっくり押す。
ツボ位置:尺沢はひじの内側(手のひら側)にあるシワの外側(親指側)にあり、曲池は、ひじを曲げた時に出来るシワの外側にある。
効果:尺沢や曲池のツボは鼻炎やめのかゆみを軽減し、自律神経を整えます。
3、顔のツボを押す(左右5秒間3回程度)
小鼻のわきにある迎香(*3げいこう)のツボを、中指で軽く押す。
ツボ位置:小鼻が横に張っている部分の付け根にあるくぼみ。
効果:迎香は、鼻詰まりを緩和します。
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いかがだったでしょうか?
次回は、「目の疲れ・目のかすみ」に効果的なセルフケアをお伝えします。
それでは、次回をお楽しみに。
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*1、尺沢:沢は水と草の交わるところ、川でいえば岸辺を表し。手首~肘まで一尺という。尺沢の位置するくぼみを自然界の沢にたとえたことを意味する。
*2、曲池:曲はまがる、かがむ。池はいけ、ほりを表す。肘関節曲がり目にある、経脈を流れる邪気が池の水のように滞りやすいとこを意味する。
*3、迎香:迎はむかえるを表し、香はにおい、かおりを意味する。