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実践編②「冬の経絡リンパマッサージ・セルフケア」


こんにちは、経絡リンパマッサージ協会の星野です。

最近は気温が下がり、ようやく冬らしくなってきたことを感じてます。

今回は、前回に引き続き実践編②「冬の経絡リンパマッサージ・セルフケア」として、冬に行うと効果的なセルフケア法をご紹介させて頂きます。

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〜冬は腰痛に注意!〜

腰痛は高齢者の悩みというイメージがありますが、

最近では運動不足や筋力の低下等によって、年齢に関係なく起こる症状となっています。

腰痛が起きると全身のバランスが崩れ、腰と関係のない脚が痛くなるなど他の部位にも影響を及ぼします。

ご経験のある方も多いのではないでしょうか?

特に、気温が下がる冬は、筋肉が収縮し易いので注意が必要です。

今回のセルフケアのポイントは、筋肉を優しくほぐし痛みを緩和することです。

☆☆腰痛を緩和するマッサージ☆☆

①脚をさすり、ツボを押す

・足首に手のひらを密着させ、お尻に向かってさすり上げる。

特に、膀胱経(腰に通じる経絡)が流れる脚の後ろ側をしっかりとさするのがポイント。(左右5回3セット程度)

・次に、膝裏の窪みの中央にあるツボ「委中(いちゅう)*1」を手の親指で押す。(5秒3回程度)

②手のツボを押す

・ツボ「腰腿点(ようたいてん)*2」を、反対の手の親指で気持ちが良い強さで、もむように押す。(5秒3回程度)

・ツボの位置;二点あります。

①手の人差し指と中指の骨が交わる手前のくぼんでいる所

②手の薬指と小指の骨が交わる手前のくぼんでいる所にあります。

上記のセルフケアを実践し続けると、腰痛の症状が緩和してきます。

座りっぱなし、姿勢が悪い、運動不足等の腰痛の原因に思い当たる方は、ぜひ日常生活の見直しをし、根本的な改善をしていきましょう。

普段から体を動かさない方は、最初から気合いを入れすぎずに徐々に体を温めながら行い腰痛の予防をして欲しいと思います。

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次回は、「セルフケアとは何か」をご紹介します。

それでは、お楽しみに。

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*1)委中‥ 委は屈するを表し、膝の中央にあることを意味します。

*2)腰腿点‥ギックリ腰にも効果的なツボ。腰痛や下腿の症状を表す点を意味します。